Ａｍａｚｏｎの商品、どうして値段に違いがあるの？

クリックひとつでお買い物ができるネット通販。家にいながらにしてじっくり商品を選ぶこともできる気軽さからも人気です。食品や日用品から、本・ゲーム・衣料品・雑貨などなど取り扱っている商品もさまざまで、多くの方が利用しているのではないでしょうか。このように、ネットで商品を販売するサイトを「ＥＣサイト」と呼びます。ＥＣサイトの中でも知名度・人気ともにバツグンなのは「Ａｍａｚｏｎ」ではないでしょうか。お買い物をされたことがある方なら、商品を選びながら「同じ商品なのにどうして値段が違うの？？」と不思議に思ったことはありませんか？商品になにか違いがあるのか？・・・気になるところですよね。そこで、Ａｍａｚｏｎでのお買い物の際に気になる商品の値段の違いについてまとめてみました。

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Ａｍａｚｏｎってどんなところ？

まず最初に、Ａｍａｚｏｎについて知っていきましょう。誰もが知っている超有名なＡｍａｚｏｎですが、改めてどういうところなのかから考えていきましょう。ネットの中にはたくさんの商品や、商品を販売しているサイトがあります。それぞれの会社が独自に商品を販売しているＥＣサイトに対し、Ａｍａｚｏｎや楽天などのサイトを「モール型ＥＣサイト」と呼ばれています。これはイメージとしてはネットの中のショッピングモールのことで、大きなモールの中にたくさんのお店が出店しているあの感じです。

商品はすべてほかのお店のもの？

Ａｍａｚｏｎに売っている商品がすべてほかのお店のものかというと、そうではありません。Ａｍａｚｏｎが販売・発送をしている商品も多数あります。このことも、商品の値段が違ってくる理由のひとつでもあります。Ａｍａｚｏｎには、Ａｍａｚｏｎから商品を買うケースと、出店しているお店から商品を買うケースの２種類のお買い物パターンがあります。
①Ａｍａｚｏｎが販売し、Ａｍａｚｏｎが発送します
②〇〇〇（企業名やショップ名など）が販売し、Ａｍａｚｏｎが発送します
この２つのコメントが記載されているので、どちらのケースに当たるのかはそこで判断することができます。
また、企業やショップだけではなく、個人の方が出品をしているケースもあります。

Ａｍａｚｏｎでの値段の違いについて

Ａｍａｚｏｎ内にたくさんのお店が出店していること、Ａｍａｚｏｎが自ら販売している商品があること、をご説明してきました。ここで思い出してほしいのがショッピングモールです。モールの中には、たくさんのお店が入っていますよね。それぞれのお店で違う商品を目にしたことはありませんか？お値段もお店によって違う場合もありますよね。分かりやすい例でいえば、スーパーで買う食品ではないでしょうか。同じメーカーの食品でも、スーパーによって値段が違うことは日常的ですよね。このことが、商品の値段の違いの理由です。
また、出店しているお店が企業やショップだけではなく個人の場合もあり、そうしたことも、価格や送料の違いの理由のひとつです。

Ａｍａｚｏｎマーケットプレイスとは？

Ａｍａｚｏｎマーケットプレイスをご存知でしょうか？これは、簡単にいうとネット内の「フリーマーケット」です。同じくＡｍａｚｏｎ内で販売されていますが、出品者がフリマに出品をしているものを購入するという取引の場です。商品欄に「新品の商品￥〇〇〜」や「中古￥〇〇〜」と書かれてあるものがこれにあたります。本やマンガなどでもよく見られますが、このことも同じ商品の値段や送料の違いの理由です。お買い物をする場合は、商品の説明事項に記載されている細かい情報にもしっかりと目を通して賢くお買い物をしましょう。

商品の値段の違いいろいろ

ほかにもＡｍａｚｏｎには、Ａｍａｚｏｎ自体が販売している商品の中でも値段の違いがあるケースがあります。
①フラストレーションパッケージ：これは、簡単にいうと簡易包装のことです。エコを考えムダを省いたＡｍａｚｏｎ独自の箱に入っているため、お店のような綺麗な箱には入っていませんが中身は同じです。コストも削減できるため、その分お得にお買い物ができます。
②輸入品：これは「輸入版」・「Ｉｍｐｏｒｔ」などと商品名に記載がされています。同じ商品であっても、輸入版と国内版では値段に違いがでてきます。
③廉価版：これは、その商品を低価格化して販売した商品のことです。理由としては、その商品の普及の促進のため、ということがあります。たとえば、発売から１年がたち売り上げが落ちてきたころに、もう一度売り上げを伸ばすことを目的にしたものなどがあります。商品自体はなんら変わりはありません。

まとめ

ネットでのお買い物は、あっという間に時間が過ぎるほどに楽しいものです。ですが、届いてみると思っていたものとは違うかも・・・と思った経験も誰にでも１度はあるのではないでしょうか。こんなことがないように、商品自体を十分チェックするのももちろんですが、値段の違いについてもしっかりチェックをして、後悔のない楽しいお買い物をしていきたいと思いました。じっくりと自分の気のすむまで検討できるのがネットでのお買い物のいいところです。賢く楽しくお買い物をしていきたいですね。