もしも風疹になったら会社の有給を取得できる？

実は恐ろしい風疹。もし自分が風疹になったら、会社の出勤はどうしよう？風疹って感染症なの？有給は使えるの？そんな疑問に答えます。今回は、風疹について、風疹に感染したら会社での扱いはどうなるのかを調べてみました。

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風疹とは？

最近、風疹が流行っているとか・・・。ですが、風疹とは一体何なのでしょうか？ただの風邪とはまた違うの？ここでは風疹について詳しくご紹介いたします。風疹というのは、咳やくしゃみに混ざる風疹ウイルスを吸い込むことによって起こる飛沫感染病です。ウイルスの潜伏期間は約2週間ほどで発熱、全身に発疹が出る、体がだるいなどといった症状が長くて一週間ほど続きます。

年を取るにつれ、治りが遅くなり、症状も重いのが難点です。また、人によっては発疹のみで発熱がない人も中にはいるそうで、ただのあせもやアレルギーと誤診されたことも実例としてあります。こういったことから、症状のみでは風疹と断定できないため抗体検査をする必要があります。ですが、おたふくや水ぼうそうなどと同じで、一度感染すると、二度と感染することはありません。

妊婦さんが風疹になると

なぜ風疹が怖い病気であるかというと、妊婦さんに感染した場合、胎児が先天性風疹症候群 になってしまう可能性があるからです。先天性風疹症候群というのは、妊娠中の妊婦さんが風疹に感染することによって赤ちゃんに障害が残ってしまうことを言います。

主な障害としては、難聴、白内障、心疾患、発達障害などその他にも様々で、程度は異なります。妊婦さんは妊娠した時に、病院で血液検査をする際、風疹の抗体検査も同時に行われます。抗体の数値が32以上あればいいのですが、それ以下であった場合には注意が必要です。

妊娠中は風疹のワクチンを受けることが出来ません。これから妊娠を考えている方や、妊娠中抗体が低かったお母さんも出産が終わり落ち着いたらワクチンを接種しましょう。また、旦那さんにも積極的にワクチンを接種してもらうことをおすすめします。

風疹はワクチンで防げる！

風疹はワクチンを接種することによって感染を防ぐことが出来ます。風疹のワクチン接種は２回必要で、内科で受けることが出来ます。2回目の接種の際は１回目の接種から1か月以上の間隔をあける必要があります。また、これから妊娠を考えている方は、ワクチンを２回接種した後２か月は避妊する必要があるため、最低でも約４か月ほどは妊娠することが出来ないと考えた方がいいでしょう。

ご自身の人生計画に合わせて計画的に接種しておく必要があります。ワクチンを接種する際には、まず病院に連絡しワクチンがあるか確認しましょう。費用は自費であるため費用も合わせて聞いておくといいです。子供の風疹のワクチン接種については無料で受けることが出来ます。義務付けられているわけではありませんが、出来れば接種しておいた方がいいと言えます。

また、30代〜50代男性が感染しやすいと言われており、風疹の予防接種を受けていない人が多くみられる年代です。そのため、一度病院で抗体検査をし、抵抗体であった場合は接種することをおすすめします。

会社の有給制度

会社の有給、みなさん消化してますか？有給というのは、休んでも給料がもらえるというありがたい制度のことです。実は有給制度というのは法律を基に決められています。会社にもよりますが、大体約６か月継続で勤務していて、２か月以上休んでいなければ１０日間の有給がつくものです。これは正社員に限らずアルバイトやパートの方にもいえます。もちろん、勤務年数が長ければ長いほど、有給がもらえる日数は増え、最大で２０日間の有給をもらえるようになります。

また、この有給はまるまる1日分で使わなくても半日分だけを有給扱いにすることも可能です。午前中で仕事が終わったため午後は特にすることがないと思えば午後から有給を取得することが出来るんです。仕事もないのに会社にいるのは退屈ですしいやですよね。ですがこの有給を使えば午後も仕事をした扱いになるためとても便利です。もちろん会社との相談での決定になりますが、一向に有給が使えないなどという場合には労働基準に違反している可能性もあるためそういった会社は注意が必要です。

風疹にかかったら会社で有給を取れる？

万が一自分が風疹にかかってしまったら会社では有給がもらえるのか？という点に関しては、まず第一に会社との相談が必要になります。風疹は法律で有給や給与を保障をしなければならない感染症であると認められている病気ではありません。

しかし、会社での感染を防ぐため、ほかの感染症と同じように大体１週間ほど休むのが一般的です。それでも会社に来いというような鬼畜な会社は、ブラック企業同然と言えるかもしれません（笑）あくまでも有給消化が出来るかどうかはあくまでも会社の判断になります。有給扱いにできなくても、１週間ほどのお休みをいただくことは周りに迷惑をかけることになります。あくまでも謙虚な気持ちを忘れず、1日でも早く回復するよう心がけましょう。

まとめ

風疹の感染には周りのワクチン接種の協力が必要不可欠です。自分には関係ないと思っていてもどこで感染し周りに迷惑をかけるか分かりません。ワクチンを接種して損なことはありません。積極的に接種しましょう。