メダカの産卵成功のコツ!時期やポイントについて!
ご自宅や小学生の授業の一環としてメダカの飼育を経験したことがある方は多いのではないでしょうか?これから飼育しようと考えている方、うまく産卵や孵化させることが出来ない方に必見!今回は、メダカの産卵やその時期、メダカの飼育ポイントについてまとめてみました。
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メダカの生態について
まず、メダカのことを知るために生態についてご説明致します。本来メダカというのは水田や小川など水の流れが穏やかな場所に生息する日本最小の魚です。また水質が少しくらい悪くても特に問題はなく高温や冷水にも強く、丈夫で飼育しやすいのが魅力です。近年では流れが穏やかな小川の減少や水田での農薬の使用に伴い、絶滅危惧種に指定されています。
そんなメダカですが、実はいくつか種類があることをご存知ですか?大きく分けて2種類のメダカがいます。一つは水田など野生に生息している「クロメダカ」です。名前の通り、黒っぽい色をしているのが特徴です。
2つ目は「ヒメダカ」といったよく飼育される黄色っぽい色のメダカです。このヒメダカは品種改良されてできたものです。基本的にはこの二種類ですが他にも最近、青や白、ラメが入っているメダカなどもいるようです。ラメ入りのメダカは見た目が綺麗でいつものメダカよりも癒し効果を発揮してくれること間違いなしです!
メダカのオスとメス
メダカの産卵を目指している方、増殖させたいと思っている方には欠かせないメダカの雄と雌の見分け方についてご紹介いたします。実は、案外メダカのメスとオスはポイントさえ押さえれば簡単に見分けることが出来ます。
どこを見ればいいかというと「ヒレ」だけです!背ビレ、腹ビレ、尻ビレとありますが一番わかりやすいのは、「背びれ」です。この背びれに切れ込みがあるかないかで見分けます。切れ込みがある場合はオス、無い場合はメスです。遠くから見ると非常に分かりづらいですが、近くでよく見てみると分かるかと思います。
また、ヒレの他にも時期によっては「お腹」をみればわかる場合もあります。オスの場合、繁殖期にお腹が黒くなります。これは繁殖期限定かつ黒くならないオスもいるため難しいですが、明らかに他のメダカよりもお腹のあたりが黒くなっている場合はオスである可能性が高いです。ぜひ参考にしてみて下さい。
メダカの飼育方法
メダカは丈夫で飼いやすいと冒頭でもご紹介いたしましたが、ある程度の飼育環境が整ってあることが前提になります。メダカを飼育するためには、飼育環境を整える必要があり様々な準備をしておかなければなりません。飼育環境を整えるためには、水槽はもちろん、底砂や水草、餌、水温計、蛍光灯などその他にも飼育用品を揃える必要があります。今回は準備するもの、飼育のポイントについていくつかまとめてみました。
《準備する物》
1.水槽
水槽に関しては飼育するメダカの匹数に合わせて選ぶ必要があります。今後増殖した時など後々買い替えなくてもいいように合わせて選ぶのも一つの手です。2.底砂や水草
これらは出来るだけ入れて下さい。この二つは、見た目を綺麗に演出するだけでなく水をきれいにしてくれる作用があります。さらに水草は水中に酸素を補給したり、良い産卵場所、隠れ場所にもなります。3.水温計
メダカの飼育に適している水温は25℃〜28℃と言われています。それ以下でもそれ以上の温度でも飼育することは可能ですが暑すぎても寒すぎてもあまり良くないので水温の管理はしっかりするようにしましょう。4.餌
あげすぎてもあげなすぎてもだめです。最低でも1日2回を目安に1回あたり5分ほどで食べきれる量を徐々に調節しながら適量を探し、あげるのがポイントです。あまりにも多すぎる量をあげると水質が悪化する可能性があるので気を付けて下さい。《飼育ポイント》
1.水道水を使う場合
メダカを飼育する際に一番大切だと言われているのが、この水です。メダカのみならず金魚など他の魚にも言えることですが、水道水をそのまま使うのはよくありません。水道水には「カルキ」という塩素が含まれています。これは人にとっては安全に使用できるように消毒の際に含まれる無害なものですが、魚にとっては毒になります。そのためこのカルキを抜いてあげることが重要です。カルキ抜きの方法はとても簡単で、1日以上水を汲み置きしておくだけです!汲み置きしておくと水温も気温と同じくらいになるためおすすめです。そのため水替えをしようと思ったら、前日には水を汲み置きしておいた方がいいでしょう!2.水質管理について
魚を飼育するにあたって欠かせないのが、この水質管理のための水槽のお手入れです。春や夏などメダカの活動量が多く餌もたくさん食べる時期には週に1度の掃除をお勧めします。餌を食べる=フンをするというようにこのフンには、水質を悪化させる成分が含まれています。見た目は綺麗な透明な水であっても実際には水質悪化の成分が蓄積されている場合があります。なるべく食べ残しが出ないように餌を与え、こまめに水替えをおこないましょう。
メダカの産卵時期
メダカを飼育しているとただ飼育するだけではなく、産卵から孵化までを見届けたいと思う方が多いと思います。そう思っている方々に産卵のコツや時期についてご説明いたします。
飼育の際は、まずオスとメス最低でも、10匹は飼育した方がいいでしょう。それ以上でも3:7くらいの割合でメスを多く飼うと産卵成功率がぐっと上がります。メダカの産卵については水温と日照時間が大きく関わっているとされ、水温20℃以上、日照時間が12時間〜13時間という環境が整っていると産卵します。この環境が整っていて、かつメダカが健康な状態であれば問題ありません。
メダカを健康かつ丈夫に育てるためには普段から日当たりのよい場所に置いておくことが大切です。また、メダカは産卵の際、水草に卵を付着させます。そのため、メダカが好む水草を普段から入れておくようにしましょう。
メダカの産卵時期に気をつけること
メダカがうまく産卵した!と喜ぶのはまだ早いです!メダカの卵は産卵してから孵化するまでが大変なんです。上手に孵化させるために気を付けなければならない点がいくつかありますのでご紹介いたします。
1.水温
産卵後、孵化するために最適な水温は約20〜25℃くらいです。この温度を保つと早いと1週間で孵化させることが出来ます。しかし、上手に水温の管理が出来ないと、卵にカビが生えたり、残念ながら成長できずに死んでしまったりという可能性もあります。冬の場合はヒーターを入れるなどの工夫をする必要があります。2.卵の仕分け
すべての卵が、無事健康な状態で産卵されているといいのですが中には無精卵や、途中で死んでしまった卵が混ざっている場合もあります。そういった場合は、卵の仕分け作業をしないとカビが生え、他の健康な卵に悪影響を与えます。見分け方としては、正常に受精している場合「あめ色」で指で軽くつまんでも潰れません。しかし、正常でない卵は白く濁ったような色をしていて、すぐに潰れてしまいます。そういった卵は見つけ次第すぐに撤去しましょう。3.卵や稚魚の隔離
メダカの卵や孵化した稚魚は他のメダカに食べられてしまうことがあります。安心して孵化させるためには隔離する必要があります。卵をぶら下げたお母さんメダカを水草と一緒に別の水槽に移したり、既に付着している卵を水草ごと他の水槽に移すなど工夫が必要です。ただし移動させる際は卵やメダカを傷つけないように注意してください。また、環境が大きく変化してしまうとストレスになってしまうため、別の水槽に使う水は今までと同じ水を水槽から汲み取り使うのが大切です。
まとめ
メダカの産卵やメダカについてご紹介いたしました。難しそうに思えますが案外水温と水質の管理をしっかりしていれば簡単に飼育できそうですよね!ぜひ飼育の際はこちらの記事を参考にしてみて下さい。