登山初心者におすすめしたい、快適登山の基本の持ち物。
2019/11/25
「登山を始めたいけど、何を持っていったら良いのかわからなくて。」と相談を受けることが最近とても多くなりました。そんな相談を受ける度に登山人口が増えている事を実感して嬉しくなります。ですが、実際山に入ってみると、その山の難易度にふさわしくない軽装登山者が具合を悪くなしてしゃがみこんでいる姿をたまに目にします。ここではみなさんができるだけそんな目に合わないように、登山初心者が快適に登山を楽しむための基本的な持ち物をまとめました。
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登山初心者のウェア選び
天気が変わりやすく気温の寒暖差が激しい山で、少しでも快適に過ごすために大事なのがウェア選び。普段身に付ける事の多い綿素材は濡れると乾きづらいため汗をよくかく山ではNG。汗冷えが原因で体調不良になることがあるので、特に肌に直接触れる下着や靴下は汗を溜め込まない吸汗速乾素材の物を選びましょう。また靴下は足への負担軽減のためクッション性の高い厚手の物を選んでください。
次に気を付けたいのは雨と風。体が雨に濡れ、そこに風があたればたちまち体温低下を起こします。どんなに低山であっても状況によっては体調の悪化、悪ければ低体温症を招いてしまうので要注意。ですので雨はもちろん風も防ぐレインウェアは必須の持ち物。防水透湿性と防風性に優れた登山用の物を選びたいですね。間違ってもコンビニや100均で売っているカッパなど使わないように。山では何の役にもたちません。ちなみに雨予報が出ていなくても山の天気は変わりやすく、思わぬ雨にしばしば遭遇しがちです。
初心者の方は特に面倒と思うかもしれませんが、レインウェアは晴れていても必ず携行しましょう。天候や気温によってはミドルレイヤーといわれれるロングスリーブシャツやフリースも活躍します。また手袋と帽子も必須アイテム。手袋は防寒だけでなく岩場などでの擦り傷やケガを防ぐためにも必要です。気温にあわせた厚さの物を用意しましょう。紫外線が強い山ではUVカットの帽子もマストアイテム。熱中症予防に是非着用しましょう。防水性のある帽子であれば雨の時にも役立ちます。紫外線だけでなく光線も強い山ではサングラスも活躍します。
登山初心者のシューズ選び
初心者の方であればウェア選びの時、どの季節にどんな山に行くことを想定しているかなど、登山用品店で店員さんに相談し、どの種類のウェアを着るべきか意見を聞きながら自分の好みに合った物を選らんでも大きく外す事はありませんが、登山靴に至っては店員さんに見てもらいながらフィッティングをし、どれを購入するか決める事を強くおすすめします。
登山靴は私も未だに悩む事があるほど、自分に合ったサイズや形の物に巡り会うまでに非常に悩みます。店員さんの意見を聞きながら結構な数の靴を履いて確かめるしかありません。デザインが気に入ったメーカーや靴があっても、自分の足の形に合わないこともしばしばあります。万が一足に合わない靴で登山をすればケガに繋がり兼ねません。ケガをしないまでも痛くて歩くのが困難になることさえあります。それだけ登山靴は持ち物の中でもシビアに選ぶ必要があるのです。
また、登山靴はローカット、ミドルカット、ハイカットと種類がありますが、初心者の方が行きやすい標高の低めの山であれば歩きやすいミドルカットを。山に慣れ、いくぶん高い山に行ったり、山小屋泊やテント泊をするようになればハイカットがおすすめです。防水透湿性に優れた靴を選ぶのも快適登山には良いでしょう。
登山初心者のザック選び
ザックに関しても目移りする程種類が有ります。こちらもメーカーによって形とフィット感に様々な特徴が有り、人それぞれの体型などによって合う合わないが出てきます。初心者の方であれば出来ればザックも店員さんの意見を重視しましょう。きっとあなたの背中や体型に合う物をフィッティングで見つけてくれるはずです。こちらも靴と同様に体に合わない物は疲労の元となります。適切なフィッティングであなたに合った永く使えるザックを見つけましょう。
また、日帰りか山小屋やテント泊かなどの登山行程や目的によって持ち物の量が変わるため、その登山にあった容量のザックを選ぶことも重要です。初心者の日帰り登山でしたら20から30リットル程度のザックが良いでしょう。
安全な登山のための持ち物
他にも持っていくべき持ち物がいくつか有ります。まずは水と不足しがちなカロリーや塩分補給用のチョコや飴。どの程度の山に上るかにもよりますが、脱水症状を引き起こしやすい登山では1~2リットル程度のボトルを携行する事は必須です。またカロリー消費の極めて高い登山では「シャリバテ」と言うカロリー不足を引き起こしやすい状況にあります。行動中は常にカロリー補給を心がけましょう。
自然の中に身を置く登山では些細なことでケガをすることがあります。また蜂など虫に刺されたり、蛇に噛まれるリスクだってあるんです。ですのでどんな低山でもエマージェンシーキットを持っていきましょう。絆創膏や包帯、消毒液等が入ったキットが市販されていますので買い求めるのも良いですし、家にある救急セットをジップロックに入れて持ち歩くのも良いでしょう。
また、山は日の陰りが早く訪れます。一旦日が沈むと街灯のない山は真っ暗闇。道迷いや寄り道、思わぬトラブルで下山がおくれてしまい夕暮れに間に合わなくなる可能性もあります。特に初心者の方は使わないかもと面倒くさがらずにヘッドランプも必ず携行しましょう。これ等はいざと言う時、命を守るために必要です。
登山をより楽しむ特別な持ち物
登山には色々な楽しみがあります。ひたすら登る事に楽しみを感じる人もいますし、景色や草花を写真に収める事もなんとも楽しいことです。そして山で仲間と料理を作って楽しむことも。最近では登山ブームもさることながらヤマメシと言う山で料理をして食事を楽しむ事もブームになっています。SNSで「ヤマメシ」と検索すると様々な美味しそうな料理を見ることが出来ます。登山用具店に行ってみてください。
初心者でも負担にならないほど軽量で機能的な調理器具が沢山売られています。その様々な調理器具を見て眺めるだけでも満足できる人もいる程です。食材や調理器具など持ち物が増えプラスアルファの重さなはなるものの、山に慣れたら一度おにぎりやカップラーメンを卒業して、本格的なヤマメシにチェレンジしてみては。山で食べる食事は格別ですよ。
まとめ
道具の進化とともに驚くほどハードルが低くなった登山への挑戦。例えばノースフェイスを代表するアウトドアメーカーのウェアはいまやタウンユースのエースとなる程ステキな物ばかり。疲れて大変そうなんて思わず、ステキなウェアに身を包み、仲間とワイワイ楽しみながらヤマメシを作ったり、インスタ映えする写真を撮ったり、是非あなた流に自然の中で登山を満喫してみてはいかがですか。