万が一の雨登山でも心強い持ち物 !
2019/12/14
待ちに待った登山の日、雨に降られてしまうのはなんとも嫌なものですが、自然が相手ではどうすることもできません。状況によってはその日の登山は見送り。山行途中での天気の急変では撤退を余儀なくされる場合もあります。そんな変わりやすい山の天気にみなさんはどんな準備をされていますか。持ち物など基本の雨対策をまとめてみました。
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山の天気予報で雨登山を回避する
登山を計画する際に必ずチェックをしなければいけない天気予報。ただ山の麓町の情報だけを見て判断している方は気を付けてください。山の天気を確認する時は、必ず山自体の天気を確認することが必要です。そんな時に役立つのが、登山者向けの天気予報サイト。
たとえば「山名 登山指数」で検索して、情報サイト「てんきとくらす」でお目当ての山の週間登山指数と、当日、翌日の山頂と中腹の時間ごとの気温・風速、あわせてその山域の麓の天気予報を確認できます。登山計画をたてるときは大変便利ですので是非参考にしたいものです。
ただし山の天気は変わりやすく、週間予報となるとこまめにチェックしないと、1週間前までは登山日和予報だったのに、なんてことになりがちです。雨の山行は出来れば避けたいもの。天気に合わせて、日程や行き先を変更するなど、ある程度柔軟な登山計画が必要です。そして万が一の雨に備えた持ち物も重要です。
雨登山の危険性
山では一度雨が降ると滑りやすいだけでなく、地盤も緩くなり、思わぬ危険に遭遇する場合があります。また沢沿いでは増水への注意も必要となってきます。近年多発している大型台風被害を見てもわかるように、当日は晴れていたとしても、前日までの豪雨で川が増水し、ひどい時には氾濫していたりする場合もあります。
また登山道が崩れて通行できなくなったりしている事も想定しなければいけません。ですので登山予定日前の雨情報と、雨後の山の状況にも気を配りたいものです。またいくら情報を集めて臨んでも、自然の中に身を置く登山では急な天気の悪化は起こるもの。いざと言うときのための雨登山に必要となる便利な持ち物をご紹介していきましょう。
雨登山の基本はレインウェア
天気予報は晴れ。登山開始時も晴れていて今日は登山日和の良い日だな、なんて思いながら気分よく頂上を目指していたら突然の雷雨に遭遇、なんて事ありますよね。天気の変わりやすい登山では、いくら天気予報が晴れでもレインウェアを持ち物にいれていくのが基本。夏の暑い日でも、標高が上がればその分気温も下がり、そこに雨が降るとさらに下がるばかりか、稜線などでは強い風にさらされることも。
この様な時にレインウェアも無く雨に濡れてしまうと、濡れた肌から体温が奪われ、そこで風に吹かれれば急激な体温の下降は必至。最悪の場合低体温症で動けなくなることも。特に初心者の方は荷物を減らしたがりますが、登山では常にリスクに備えることが必要であり、雨でなくても急激な気温低下に対応するためにも防寒着にもなるレインウェアは必ず携行しましょう。GORE-TEX®などの透湿性に優れたレインウェアは、汗や湿気がウェアにこもりやすい雨の登山でも、快適さをもたらしてくれるでしょう。
雨でのケガ回避は足元対策の持ち物で
強い雨に打たれ靴の中に雨が侵入し濡れてしまうと靴擦れの原因となってしまいます。また歩くたびに砂利を巻き上げ、細かな砂利が靴に入り不快な思いをすることも。雨の中の登山では、足元にも気を配れば少しでも快適に過ごす事ができます。そのための道具として便利なのがゲイタ―。
足首から、長い物では膝下から靴までをカバーしてくれるゲイタ―は、登山靴と足首の隙間をすっぽりカバーしてくれるので、雨や雪、砂利、ほこり等の靴への侵入からしっかり守ってくれる有難い道具。雨や雪の日だけでなく、朝露に濡れた草地や細かい石が気になるザレ場での歩行時にも活躍します。また濡れて滑りやすくなった木道で滑って転んだ経験がある方も多いのでは。
そんな時に重宝するのが、モンベルの「リバーシブルグリッパー」凍結路用のスパイク面と、木道用のフリクションシート付きのグリッパーは手持ちの登山靴に簡単に装着できて、滑りやすい木道でも安心して歩くことが出来ます。2つとも是非持ち物に入れたいアイテムです。
雨での視界不良に便利な持ち物
雨でレインウェアのフードをかぶるとどうしても視界が狭まり、ただでさえ視界が悪くなる雨の中ではさらに周囲が見えづらくなります。豪雨となるとやはりフードをかぶる必要がありますが、ある程度の雨量であれば、防水性のあるつばの広いハット(帽子)が活躍してくれます。
ハットであれば視界をさえぎることなく頭や顔が雨で濡れることから守ってくれるでしょう。また、雨にともない霧や靄で視界がさえぎられることも考えなくてはなりません。ただでさえ歩きづらい中、霧などで視界不良となり行動が遅くなった結果、日が暮れてしまうことも。雨でなくてもあらゆる想定外のトラブルで、予定したよりも下山時間がおそくなり、日が暮れてしまうことが登山では考えられます。そのためにも日頃から持ち物の中にヘッドライトは必ず入れましょう。日が暮れた山は想像以上に真っ暗になり、歩くことはほぼ不可能です。そんなリスクには事前の対処が必要です。
まとめ
自然の中に身を置く楽しさがある登山ですが、その分リスク対策は大切な事。雨対策もその一つです。一つ間違えば命に関わることですので、どんなに晴れていても必ずレインウェアは携行したいものです。とは言え、雨の山も魅力いっぱい。普段見ることのない濡れて霞んだ幻想的な山の風景を楽しめるようになれれば、登山家として1つレベルアップした証では。