おすすめの飼いやすい猫は？一人暮らしでも猫と暮らそう！

一人暮らしをしていると何かと寂しさを感じるものです。そのため、ペットを飼いたいと思う方も多いのではないでしょうか。ペットとして人気の猫は、一人暮らしでも飼うことはできますが、種類によって向き不向きもあります。一人暮らしでも飼いやすい猫の条件や種類について調べてみました！

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一人暮らしでも飼いやすい猫の条件

一人暮らしでも飼いやすい猫の条件は、ズバリ「留守番が得意で、しつけや世話などあまり手のかからない猫」です。一人暮らしをしている人は、仕事などに行きつつ家事も自分でやらなければなりません。そのため、家を空けることが多い上に帰ってきてからもやることがたくさんあるという人が多いでしょう。留守の間猫が寂しがったり、猫の世話まで手が回らなかったりしてはいけません。

逆に猫の世話にばかり集中していると、家のことがおざなりになり、人と猫が暮らす環境としても問題が出てきてしまいます。また、留守の間に鳴いたりいたずらをしたり、トイレの失敗があったりすると、苦情が入ったり賃貸住宅を汚してしまう問題もあります。いい子で留守番でき、世話もあまり苦にならず、しつけのしやすい猫がいいでしょう。もちろん、たとえ手がかからないとしても、愛情はしっかりと注いであげましょうね。

飼いやすい猫を選ぶポイント

留守番が得意で手のかかりにくい猫がいいというのはわかりましたが、つまりどういう猫を選べばいいの、と思った方もいるでしょう。具体的な猫の種類はこの後ご紹介しますが、品種のわからない保護猫などを引き取りたい方もいるかと思います。猫によって個体差がありますので、「こういう子を選べば確実」というわけではありませんが、飼いやすい猫を選ぶコツは存在します。

「短毛種」で「メス」の猫を選ぶことです。猫は自分で毛繕いをしますが、ブラッシングもしてあげる必要があります。長毛種だとブラッシングに時間がかかる上に、換毛期には部屋中が抜け毛だらけになってしまうこともあります。一人暮らしでは手が回らなくなる可能性があります。また、猫はオスが甘えん坊で、メスはしっかりした自立心の強い性格である傾向が強いと言われています。留守番上手なのはオスよりもメスの猫の方が多いでしょう。もちろん、メスでも飼い主に懐いてくれる子はいるので、心配いりません。

しつけのしやすい猫の種類

飼い主一人でお世話をするわけですから、しつけのしやすさ、つまり学習能力の高さは最優先するべき要素であるといえます。しつけのしやすい猫といえばロシアンブルーやシャム、アメリカンショートヘアなどが挙げられますが、その中でも特に一人暮らしの方におすすめなのは、短い手足がキュートなマンチカンです。人によく懐き甘えたがりなマンチカンですが、おとなしい性格で自立心もあり、鳴き声が小さいという特徴も併せ持っており、とても留守番上手な猫なのです。

ロシアンブルーも鳴き声が小さく比較的大人しめの猫なので、一人暮らしの方におすすめです。一方アメリカンショートヘアは、ネズミ捕りを仕事としていたルーツがあり、狩猟本能が強い猫です。元気でフレンドリーな猫で、おもちゃなどを使って遊んであげるときはとても楽しいでしょう。しかし、元気な猫と遊ぶのは意外と体力を使うものです。一人暮らしの場合に限っては人を選ぶかもしれません。

ほかにもおすすめの猫の種類

しつけのしやすさ以外にも、しっかりした留守番上手であることや、穏やかな性格であること、世話しやすいことも一人暮らしで飼いやすい猫の条件に当てはまります。今日本で大人気のスコティッシュフォールドも、留守番上手な穏やかな猫が多いことで知られています。

しかしスコティッシュフォールドが愛されている最大の理由である折れた耳は、「骨軟骨異形成症」を引き起こす遺伝子に起因するものです。そのため将来的に手足などにも悪影響が出るかもしれないことを頭に入れておきましょう。また、抜け毛やブラッシングの頻度の問題から短毛種をおすすめしましたが、その観点ではアビシニアンやブリティッシュショートヘアがおすすめです。アビシニアンはとても美しい見た目から人気があります。

しかし愛情深い性格で人と過ごすことを好むため、もしかすると留守番が苦手な子もいるかもしれません。一方ブリティッシュショートヘアは物静かな性格で大変自立心が高く賢い猫なので、留守番の心配もさほどありません。飼い主に依存しないため一人暮らし向きの猫ですが、あまり構いすぎるとストレスを感じてしまう性格なので、適度な距離感を求める飼い主さんにおすすめです。

それでも飼いたい！一人暮らし向け長毛種

日々のブラッシングや抜け毛の掃除など、手間はかかってしまいますが、それでもふさふさの長毛種に魅力を感じる人もいるでしょう。実は長毛の猫は総じて穏やかで大人しい性格の子が多く、その点では一人暮らしで飼うのに向いているといえます。長毛種の中で一人暮らしにおすすめなのは、メインクーン、ラグドール、ペルシャなどです。

メインクーンは世界一大きい猫ともいわれており、オスは甘えん坊でメスは自立心が高いという特徴が顕著に出ています。そのため一人暮らしならばメスがいいでしょう。穏やかで賢い猫なのでしつけしやすく、いい子で留守番ができます。ラグドールはぬいぐるみの名の通りとても可愛らしい猫で、鳴き声が小さく留守番も得意です。狩りにこだわらない性格でもあるため、いたずらの心配も少ないでしょう。

圧倒的な毛並みを誇るペルシャも大人しい性格で知られており、ペルシャの血を引く種類の猫も同様に飼いやすい性格をしているのだそうです。お世話の手間はありますが、自分一人で猫と暮らす上でどこが最も不安なのか、何を重視したいのかをはっきりさせ、それに合った猫を迎えるのがいいでしょう。

まとめ

かわいい猫がいれば、一人暮らしでも賑やかな日々を過ごすことができるかもしれません。しかし、ペットは家族であると同時に、最後まで責任を持って世話をしなければいけないということを肝に銘じて、お迎えするかどうかはしっかりと考えましょう。