不安を解消する方法は？効果的な音楽やツボ ！

人それぞれ性格が異なりますが、心配性でなんだかいつも不安になるという方もいると思います。そんな時はどのように不安を解消したらいいのか？音楽を聴いたり、体を動かしたり人それぞれだと思います。不安になった時どうすれば解消できるのか？などについて調べてみました。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

不安をため込みがちで解消できない人の特徴

不安というのは現代社会において誰しも抱えていることと思います。何となく将来が不安だなと不確かなものが多いでしょう。そんな不安を抱えた時に、すぐに解消できるタイプとため込んでしまうタイプがいます。すぐに解消できるタイプは気持ちの切り替えが早いので、不安な気持ちを抱えてもすぐに忘れたり、それ以上に楽しいことを見つけるのも上手だったりします。しかし、不安をため込んでしまうタイプは、くよくよと不安な気持ちを考えこんで引きずってしまう人が多いのが特徴です。

また、「私なんてダメだ」、「でも」、「どうせ」などの口癖を言いがちです。人は気分がいい時は、世界が明るく期待であふれる一方、気分がよくない時は世界が暗く見えてしまいます。つまり、不安なことをずっとくよくよと考え込んでしまうと、見えている世界も暗くなり不安になるという負の連鎖が起こってしまいます。毎日明るく過ごすために不安を解消していきましょう。

不安を解消する方法

不安には強いストレスが伴います。重症化すると心の病、免疫力の低下、内臓疾患などの原因にもつながりかねません。そのため、少しでも早く不安を解消した方がいいのです。不安解消にはセロトニンが大きく関わっています。セロトニンについて調べてみました。

・セロトニンとは
セロトニンとは、脳内で働く神経伝達物質の一つで、感情や気分のコントロール、精神の安定に大きく関わっています。不安や心配などがある人はこのセロトニンの分泌が出にくくなっていて心のバランスをうまく保てていない可能性があります。セロトニンが不足するとうつや、睡眠障害を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。

・セロトニンの分泌方法
代表的な方法は、朝日を浴びる、運動する、生活リズムを整えるなどです。ただしこの方法は、徐々に回復していくので、継続することがすごく大切です。即効性があるのは、心に刺激を与えることだと言われています。喜怒哀楽を出すことが大切で、映画などを観て泣くとすっきりするというのはセロトニンが大量に分泌されているからなのです。また、恐怖感を感じることでもセロトニンが多く分泌されるので、ホラー映画もおすすめです。映画を観て泣く方法はすごく簡単なので、ぜひ実践してみてください。

不安を解消するのに音楽は効果的？逆に不安になる？

不安を解消するのにセロトニンが大きく関わっていることが分かりました。体を動かしたり、日光を浴びたり身体的なものと、映画などを観て泣くなど精神的なものがセロトニンの分析に効果的です。また、こちらに加え音楽を聴くことも癒しの効果があるとされています。この音楽療法について調べてみました。

・音楽療法の効果
音楽が脳に直接働きかけることで、精神的や肉体的な癒しにつながります。脳の自律神経のコントロールや感情を安定させることができ、ストレス解消や認知症などにも効果があると言われています。音楽を聴く受動的なものと、演奏したり歌ったりする能動的なものがあり、ゆっくり癒されたい時は音楽を聴く、すっきりストレス発散をしたい時は歌う、など使い分けることができます。

・どんな曲がいい？
ストレス解消にはクラシック音楽が良いとよく聞きますが、聴きたい音楽であればどんな音楽でも体の緊張が解け、皮膚温度が上昇し、筋肉の緊張が低下すると言われています。同質の原理といって自分の気持ちと同質の音楽を聴いて、気持ちを代弁してもらうことが大切です。まずは、今の自分の気持ちに近い曲を選び、心が落ち着くような曲を選び、徐々にアップテンポな曲を選ぶとだんだん前向きな気持ちになっていきます。聴くだけで物足りない時は、実際に歌ったり、体を動かして演奏したりすると体温も上がり気分も前向きになります。

不安を解消するのに効果的なツボ

映画を観たり、音楽を聴いたりとすぐに行えない場合に効果的なのがツボ押しです。不安を解消するのに効果的なツボについて調べてみました。

・不安解消に効くツボ
精神も体もリラックスしたい！という時に効果的なのが、手にある「商陽」というツボです。人差し指の爪のつけ根の親指側にあるツボで、痛くない程度にもみほぐしましょう。このツボは整腸作用をもたらしてくれます。腸が元気だと心も元気というように我々の身体の中でとても大切な腸を整え、心も整える効果があります。手のツボなら仕事中や出先でも気軽に行えてとても便利ですよ。

・ツボ押しのポイント
正しくツボを押さないと効果が見込めませんので、ポイントを抑えていきましょう。まず、ツボ押しは1回5秒以上かけて行うことです。これは、脳が感情を整えるホルモンを分泌するのに約5秒かかるためです。そして、ツボの位置は骨をたどっていき「ツン」とする場所を押さえること。身体に不調がある時はそのツボがいつもより痛く感じるので、ツンと感じたところを押すと間違いありません。ツボを押す時は親指で行うのが基本で、イタ気持ちいいくらいの強さで押しましょう。

不安を解消！！ため込まないための対策。日常に音楽を

不安をいきなり断ち切ろうとするのは難しいことですが、負の連鎖に陥らないためのすぐにできる不安解消法について調べてみました。

・呼吸を整える
不安な時は呼吸が浅くなっていることが多いので、大きく深呼吸して呼吸を整えていきましょう。その時に手を大きく広げて伸びをするように行うとより効果的です。人は不安や心配事などがあると、背中が丸まり前傾姿勢になりがちなので大きく深呼吸するだけでも気持ちがすっきりします。また、呼吸に集中することは、雑念を取り除き自分と向き合うことができ、気持ちのリセットにつながります。

・睡眠をしっかりとる
やはり睡眠はとても大切です。寝る間際に色々と考え事をしたり、早く寝なければと焦ったりしてしまうとなかなか寝付けないかもしれません。そんな時はゆっくりお風呂に入って体を温める、寝る前に温かい飲み物を飲む、清潔な寝具を用意するなど寝るための環境を整えましょう。十分な睡眠がとれるとすっきりとした朝を迎えられ、気分も晴れますよ。

・自分を甘やかす
忙しすぎるとつい自分のことを後回しにしてしまいがちです。そんな日々が続くと自然とストレスも溜まってしまいます。今日は自分のためだけに時間を使おうとか、欲しいものを買う、美容院に行くなど自分を甘やかせる日を作りましょう。我慢していたものを買った後や、髪を切った後何だか気分がスッキリしませんか？定期的に休息日を設けて心と体をリセットしてあげましょう。

まとめ

誰しも少しの不安を抱えていると思います。気持ちの切り替えが得意な人ならため込むことはないかと思いますが、つい考え込んでしまう人なら常に不安がつきまとってしまいます。そんな時は、今回ご紹介した音楽を聴いたり、ツボを押したり、普段の生活を見直したり、とどれもすぐに行えることなので参考にしていただければと思います。不安が解消されると毎日の景色が変わりはつらつとしてきます。不安と上手に付き合いながら楽しく過ごしましょう。