部屋の消臭スプレーは手作りできる!機能性&コスパも最高!
2020/04/27
常に良い香りに包まれているお部屋というのは憧れますよね。市販のものでも、お洒落なボトルに入った良い香りのルームスプレーが沢山ありますし、消臭スプレーもたくさんあって買うのにも迷うくらいです。せっかくお気に入りの物を買っても、何度も買っているとさすがにお金がかかってきてしまいます。では、今まで買っていたルームスプレーを手作りすることができるとしたらどうしますか?しかも、激安でお好きな香りや効果を持たせることもできるとなれば、ちょっと作ってみようかな♪なんて思いますよね!そこで今回は、お部屋の消臭スプレーの作り方についてまとめてみました。お部屋の気になる臭いの種類ごとに効果的があるオススメ成分もご紹介していますので、ぜひお部屋の消臭の参考になさってみてください。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
一人暮らしに向いている猫の種類と飼う時の10の心得 !
犬から始まったペットブームも、今ではすっかり猫が主流となって...
-
風邪の時お風呂は入る?寒気を感じなければ大丈夫?
風邪を引いてしまった時みなさんはどうしますか?安静にしたり、...
-
部屋の消臭スプレーは手作りできる!機能性&コスパも最高!
常に良い香りに包まれているお部屋というのは憧れますよね。市販...
-
不安を解消する方法は?効果的な音楽やツボ !
人それぞれ性格が異なりますが、心配性でなんだかいつも不安にな...
-
猫の耳掃除はやった方がいいの?
最近では猫を飼っている方もたくさんいらっしゃると思いますが、...
-
朝起きたら部屋が臭い原因と対処法!
朝起きて部屋が臭いことはありますか?特に男性が寝ている部屋は...
-
体温は1日でどう変化するのか?高い時間帯はいつなのか?
我々人は、活発に活動したり、眠りに就いたり1日の生活リズムは...
-
不調によく効く足裏のツボマッサージ!胃腸を救う!
日頃の疲れはどのように解消していますか?マッサージに行ったり...
-
双子を出産する時にしておくべき準備とは?
双子を出産するとなると、何もかも2人分必要なのかな?出産費は...
-
洗濯機の排水溝の掃除の仕方!
皆さんは洗濯機の排水溝の掃除を行っていますか?洗濯物を洗うの...
-
赤ちゃんがミルクをよく吐くのはなぜ?【生後6ヶ月頃】
赤ちゃんを観察しているとよくミルクを口からだらだらと吐くのを...
-
自転車のチャイルドシートの選び方。日除けは使う?
小さな子供がいる方は、お出かけの際にチャイルドシートは手放せ...
-
基礎体温は夜中にトイレに起きた時でも測って大丈夫?
基礎体温を毎日つけることは、健康維持や妊活をしている方にとっ...
-
一人暮らしの人の部屋の消臭方法は?!
一人暮らしの人が意外と悩んでいるのが部屋がなぜか臭うという事...
-
ボールペンのインクが付いてしまった!洗濯したら取れる?
ふと気づいた時、服などにボールペンのインクがついてしまってい...
-
コーヒーのカフェインレスとカットしてあるものの違いや効果は?
コーヒー好きな人は1日に何杯も飲みますよね。1日3杯くらいま...
-
カビ取りの救世主!重曹と片栗粉でパックをすれば百人力!
カビ取り洗剤にも市販品からプロ用まで色々なものが手に入るよう...
-
おすすめの飼いやすい猫は?一人暮らしでも猫と暮らそう!
一人暮らしをしていると何かと寂しさを感じるものです。そのため...
-
お風呂の鏡にガラコを使ってはダメ!後悔する前に必読すべし
車に乗っている人ならお世話になったことがあるかもしれない、ガ...
-
お風呂のカビ取りを簡単にとるには?〇〇が効果抜群!
お風呂場の隅に見つけてしまったカビ。いざ掃除しようとブラシで...
スポンサーリンク
部屋の臭いの原因
お部屋の臭いの原因を、あなたはご存じでしょうか?部屋が臭う原因は一つだけとは限りません。臭いの原因として代表的なのは、靴、排水溝、生ごみなどの食べ物の臭いです。これらは、とても強い臭いを放ってしまうので、部屋の中に強く臭ってしまいます。その他には、自分自身が強い臭いを放っているということも、残念ながら考えられます。汗の臭いや加齢臭などもそうですね。
加齢臭を抑える方法などもありますが、今回の場合は消臭スプレーについてのお話なので、加齢臭を消す消臭スプレーの作り方を後程ご案内させていただきます。そして、生活臭には自分自身の臭いの他にタバコの臭いやトイレのアンモニア臭なども強い臭いを放ちますし、掃除機やエアコンなどの電化製品からくる臭いもあります。こういった電化製品にカビが生えていたりすると、カビ臭さだけではなく、部屋中にカビの胞子を撒き散らすことにもなります。強い臭いならエアコンの内部を掃除しないと解決しないかもしれませんが、消臭スプレーでの対策方法もありますのでこちらも後程ご紹介いたしましょう。
そして特に部屋の臭いの原因となるものは、布製品です。カーペットや寝具、マット、カーテン、クッションなどです。ぬいぐるみやタオル、洗濯物の臭いなどもあります。布は臭いを吸着しやすい性質があるので、どうしても臭いが強く残ってしまうのです。そのため、洗えるものはこまめに洗濯をし、洗えないものは消臭スプレーや天日干しで臭いを防ぎましょう。ペットを飼っている方は、ペットの臭いもあります。
特に、犬や鳥、ウサギは臭いが強い動物なので、動物に対しての日々の消臭対策をすることも必要になってきます。生活臭やペットの臭い同様に、畳の悪臭も気づきにくい臭いの一つです。畳はカビが生えやすいので、定期的なお掃除やお手入れが必要です。近代の畳はカビが生えにくく作られていますが、それでも油断は禁物です。
臭いの種類ごとに手作りしよう
悪臭にも色々ありますが、性質があることをご存じでしたか?一言に「臭い」と言っても、その臭いには酸性臭、アルカリ性(塩基性臭)、その他(アルデヒド臭)に分けられ、4大悪臭と言われるものがあります。臭いにもこのように性質があるので、汚れの質によって洗剤を使い分けるように、臭いも質によって消臭スプレーの成分を変える必要があります。
そうしないと、せっかくスプレーしても全く効果が発揮されなくなってしまうのです。一般的な悪臭と言われるものの約70%は塩基性臭(アルカリ臭)で、トイレの臭いや動物の糞尿臭(主に尿)、魚の腐った臭いなどです。酸性の臭いをみると、体臭、足や靴、腐った卵の臭い、下水のトラップの臭いなどです。部屋の中で臭いがするときは、大抵はこれらの臭いが原因となっています。そのため、酸性の臭いには酸性に効く成分を、アルカリ性の臭いにはアルカリ性に効く成分の消臭スプレーを用意する必要があります。
人間は、ずっとその臭いの中にいると段々鼻が慣れてきてしまいます。もし、自分の部屋の臭いがわからない時は、ちょっと勇気がいるかもしれませんが、誰か他の人を部屋に招いて臭いについて聞いてみると良いでしょう。もちろん、はっきりと意見を言ってくれる人にお願いしないと意味がありませんので、人選は慎重に!
使う水は水道水より精製水が◎
自分で消臭スプレーを作る場合は、水道水ではなく精製水を使うことをオススメします。水道水で消臭スプレーを作ると、長期間容器に入れっぱなしになってしまうので、雑菌などの心配があります。仮に煮沸して雑菌を除去しても、スプレーして水分が蒸発したときに水道水に含まれるミネラルが衣類などに対して悪影響を及ぼす場合があるからです。ミネラルは水分がなくなると白く固まるので、物によってはそれが目立ってしまったり、汚れを作ってしまうことにもなりかねません。
もちろん、天然水も避けた方が良いでしょう。天然水は水道水よりもミネラルが豊富なので、余計に結晶が残りやすくなります。精製水はお値段も決して高いものではなく、500mlで100円前後とお手軽に購入できるので、衣類や家具などを傷めないためにも消臭スプレーの原料は安心安全なものを選びましょう。エタノールを入れて除菌効果を加えたい場合でも、精製水を使う方が無難です。特に無水エタノールを水で割るときは、ミネラル等の入っていない精製水が効果を妨げることがないので最適です。
部屋の消臭スプレーの作り方
では、お待ちかね!消臭スプレーの作り方をご紹介いたします。場所や臭いに合わせてご案内をしますので、あなたのお部屋に必要な消臭スプレーを作ってみてください。
● 重曹スプレー
体臭や汗、加齢臭、足、靴、下駄箱、生ごみ(酸性食品の腐敗臭)、トイレやペットの糞尿(特に糞)などの酸性臭に効果的です。
<用意する物>
・スプレーボトル
・精製水
・重曹(粉末)
<作り方>
清潔な空のボトルに、水200mlと重曹小さじ2を入れます。しっかりと重曹が溶けるまで振り混ぜたら出来上がり!
<重曹スプレー活用術>
重曹は、消臭だけでなく汚れを落とす効果もあります。酸性の汚れである人間の皮脂や油汚れを落とすのに最適なので、お風呂場やキッチンでもお掃除クリーナーとして使うことができます。汚れの落ちが悪い時は、重曹を溶かす水の量を減らしてペース上に仕上げ、汚れに乗せて磨いたりラップを被せてパックをして汚れを浮かせてから掃除をすると綺麗に落とすことができますよ♪加齢臭などの強い臭いには、精製水100ml:重曹2.5gの割合で混ぜるとしっかり消臭できます。
●クエン酸スプレー
クエン酸は酸性なので、アルカリ性の臭いを抑える効果があります。魚などのアルカリ性食品の生ごみ臭やトイレやペットの糞尿臭(特に尿)、タバコの臭いに対して、クエン酸の酸性が中和して臭いを抑えてくれます。ただ、クエン酸自体には消臭効果はなく、クエン酸が持つ殺菌効果で雑菌の繁殖を抑えることで嫌な臭いを防ぎます。消臭スプレーを使っても臭いがある場合は、お掃除をすれば臭いが収まります。
<用意する物>
・スプレーボトル
・精製水
・クエン酸
<作り方>
清潔な空のボトルに、水200mlとクエン酸小さじ1を入れます。しっかりと重曹が溶けるまで振り混ぜたら出来上がり!
<クエン酸スプレー活用術>
クエン酸は、アルカリ性汚れの水垢やカビを落とすのに効果的です。さらに、トイレについた尿石にも◎さらには、静電気防止効果もあります。ただし、電化製品等に直接使うことはできないので、布に含ませて拭くようにして下さい。エアコンや掃除機のカビ臭は、エタノールを混ぜて除菌効果を持たせた消臭スプレーが効果的。ですが、エアコンや掃除機、空気清浄機、除湿器などはフィルターを掃除してから除菌消臭スプレーをすると、臭いの発生をより防げますし、雑菌の繁殖も抑えることができます。
●ミョウバンスプレー
ミョウバンは漬物などを漬ける時に野菜の色を綺麗に保つためや煮崩れ防止に使われる食品添加物で、硫酸カリウムアルミニウムが成分です。ミョウバンは水を含むと酸性になるので、アルカリ性の臭いを中和して雑菌の繁殖を防いでくれます。
<ミョウバン水(原液)>
ミョウバンスプレーは、原液とするミョウバン水を薄めて使います。
<用意する物>
・空のボトル
・水道水
・焼きミョウバン
<作り方>
空のボトルに、水500mlと焼きミョウバン15gを入れて良く振り混ぜます。ミョウバンは水に溶けにくいので、この時点では粉が完全に溶けきることはありません。1~2日放置して、ミョウバンが残っている状態から完全に溶けてなくなった透明の状態になれば完成です。冷蔵庫に入れておけば1か月くらいは使用できます。間違えて飲んでしまわないように、ラベルを張るとか注意書きを書いておきましょう。
<ミョウバンスプレー活用術>
ミョウバン水は、水虫やアトピー、あせも、にきび、脇や汗の制汗剤や消臭剤、加齢臭抑制にも使えます。また、お風呂やキッチンの水垢、黒カビを綺麗にする効果もあります。
基本的には、重曹スプレーとクエン酸スプレーがあればほとんどの臭いに対応できます。また、それぞれのスプレーを作る際にエタノールを全体の4割ほど入れると、除菌効果のある消臭スプレーを作ることができますよ。さらに良い香りをつけたいのであれば、アロマオイルを最大で10滴を目安にお好みで入れ、香り付けすることができます。
手作り消臭スプレーの注意点
消臭スプレーを手作りする際にはいくつかの注意点がありますので、必ず念頭に置き、トラブルなどの無いように気を付けましょう。
・重曹スプレーを作るときは、重曹の割合を多くしてしまうとうまく解け切らず、スプレーが目詰まりしてしまいます。また、乾いたときに白く残ってしまうので、溶かす量を増やし過ぎないようにしましょう。
・手作り消臭スプレーは、基本的に保存量が入っていないので市販の物よりも効果が長持ちしません。そのため、作る場合は1か月を目安に使い切るか、新しく作り直して使うようにしましょう。それ以上置いたものを使うと、肌や体に影響が出る可能性が出たり効果が薄れてしまいます。
・保存するときは、直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい場所が適しています。子供やペットがいたずらしないような配慮も必要です。
・ミョウバン水はペットのトイレ臭に効果的と言われていますが、動物の体重1㎏に対して一日の摂取量が犬:約0.4g、猫:約0.007gが致死量です。特に猫の場合は自分の身体をグルーミングしますので、犬よりも体内に取り込む可能性が高くなるうえに、犬よりも少量で致死量に達してしまいます。実際にどのくらい体内に取り込まれるかはわからないため、使いすぎなければ大丈夫と片付けるのではなく、多少でも体に影響があることがわかっているので、動物達への安全を考慮し使うのをやめるのが無難です。クエン酸や重曹は、食品用として販売されているものを使えば、動物でも体内に取り込んでも影響はないので問題はありません。それに、ミョウバン水が無くてもこの二つで臭いへの対応は十分できますので、ご家庭の環境に合わせたスプレーを手作りするようにしましょう。
・アロマオイルも動物には絶対に与えてはいけないものですので、ペットを飼っているお家では手作り消臭スプレーにアロマオイルを入れることは絶対にやめましょう。どうしても香りを付けたい場合は、動物によって害のない植物が違いますので、飼っている動物でも安全な植物のオイルを選んで使うようにしてください。
・アロマオイルを入れたスプレーは、香りが抜けてしまったり成分が酸化してしまうので、3~4週間で使い切るようにしましょう。
・アロマオイルなどの精油は基本的に水には溶けないので、使う前に良く振ってから使うようにしてください。
・気温が低いとオイルが固まってスプレーが目詰まりしてしまいますが、その場合は少し温めれば問題ありません。
・柑橘系のアロマオイルは、白い布にかけるとシミになる場合がありますので、目立たない場所や直射日光の当たらない場所で使うようにしましょう。
・エタノールやアロマを配合した消臭スプレーは、引火性がありますので火の近くで使わず、火器に十分注意をして使うようにしましょう。
・気分が悪くなった場合は、直ちに使用を中止して換気をしてください。体調によっては、専門家に診てもらうようにしましょう。
まとめ
市販の消臭スプレーでは臭いが強すぎる、好きな臭いが無い、もしくはシンプルで安全な成分の物を使いたいという場合には、手作りの消臭スプレーはオススメです。食品に使うものを使えばなおのこと安心して使えますよね。それに、小さいお子さんやペットを飼っているお家では、臭いや除菌にも気を使います。自分で作れば材料費もそれほどかかりませんし、作り方も簡単です。それに市販の物よりも効果がある場合も!お掃除にも使えますので、作っても損はないと思います。