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観葉植物を初心者が育てるときのオススメ種類&アイテム!

   

観葉植物を初心者が育てるときのオススメ種類&アイテム!

部屋に観葉植物を取り入れたいと思いながらも、なかなか手が出ないのが正直なところですよね。枯らしてしまったらどうしようと不安に思うのは、初心者ならなおのこと。でも、部屋の環境に合った植物を選び、ポイントを押さえた育て方をすれば、観葉植物初心者さんでもちゃんと育てることができますよ。ということで、今回は初心者でも枯らさずに観葉植物を育てられるようになる方法をまとめてみました。

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初心者が植物を選ぶ時の判断基準

お店にある植物だけでもたくさん数があって迷うというのに、観葉植物を始めて育てる場合は、余計にどんな植物を選べばいいのかわからなくなってしまいますよね。植物を育てている方と初心者の方や何度も枯らしてしまう方では、選ぶ基準が変わってきます。そこでまずは、自分がきちんと育てられる植物を選ぶことが重要です。何事も初めが肝心と言いますが、それは植物選びにとっても言えることです。では、どんな植物を選べばいいのかというと、次の項目を満たしている植物を選びましょう。

・耐陰性がある(日陰でも育つ)
・耐寒性がある(寒さに強い)
・耐暑性がある(暑さに強い)
・耐湿性がある(湿気に強い)
・どんな環境でも育つような丈夫さがある
・生命力が強い(生育が早い)

「えー!こんな条件を踏まえた植物なんてあるの!?」と思ったかもしれませんね。けど、ちゃんとあるんです!そしてもう一つだけ加えるとしたら、「小ぶりなもの」を選ぶことをオススメします。なぜなら、初めから大きな植物を買ってしまうと、まだ植物をうまく育てられていないのに枯らしてしまったら処分が大変だからです。そして、精神的ダメージも、植物の大きさに比例して大きくなります。確かに、部屋に大きい植物を置くと、かなり上級のおしゃれな部屋が出来上がることは間違いないのですが…。大きい植物を買うなら、もう少し植物管理になれてからにした方が無難です。

観葉植物に適した部屋かチェック

いくらどんな環境でも育ちやすい植物だからと言っても、あまりにも偏った環境ではさすがに育ちません。きちんと植物を育てるには、その環境を良く知ることも大切です。次は、あなたの部屋がどんな環境なのかをチェックしてみましょう。

・一日の部屋の日照はどのくらいあるか? (午前だけ、午後だけ、朝日がよく入る、西日が強い、直接日が入らない半日陰、まったく日が入らず常に電気をつけているなど)
・住んでいる地域の気候は? (雪が多い、夏は酷暑になる、湿気が多いなど)
・部屋の環境は? (日陰で常に寒い、湿気が多い、熱がこもりやすい、日がガンガン入る、風通しがいいなど)
・エアコンの位置は?
・植物を置く予定の場所の環境は?
・あなたのライフスタイルは? (定時で帰ってくる、在宅勤務、出張が多い、旅行や外泊が多いなど)

あなたの生活がどのようなものか?きちんと知ることで、選ぶべき植物が見えてきます。あなたのライフスタイルに合った植物を選ばないと、きちんと植物の管理ができず、結局枯らしてしまうことになってしまいます。植物だって大切な一つの命です。せっかく育てるのなら、きちんとお世話をして長く育てたいですよね。

初心者にぴったりの観葉植物10種

初めての方でも育てやすく丈夫な種類を選びました。世話をするのに融通が気きやすいので、多少水やりを忘れてしまったとか日光浴が足りなくても育てられるという、初心者には有難い植物です。

・ガジュマル…多幸の木とも呼ばれ、キムジナーという精霊が宿っているといわれています。金運アップに強い木です。生命力が非常に強く日光浴が大好きなので、日当たりの良い部屋に。土が乾燥したら水をたっぷりとあげましょう。

・ポトス …日陰でも育ちます。水耕栽培もできるので、水やりが難しいと感じる方にオススメ。蔓性の植物なので、垂らして育てるとおしゃれですよ。

・パキラ…どんな環境にも適応して育つといわれていて日陰でも育ちます。時々カーテン越しで日光に当てると元気に育ちますよ。水やりも土が乾いたらあげるというルールだけなので、初心者には一番オススメともいえるでしょう。

・アイビー…屋外でも越冬できるほどとても丈夫でよく育つ。基本的に直射日光が苦手なので、カーテン越しの日光か半日陰で育てましょう。剪定した枝を水につけておくと、根が出て成長を続けるので水差しにして楽しむこともできますよ。

・シェフレラ…カポックとも呼ばれます。半日陰で十分育ち、多少の乾燥にも負けずに育つ。成長が早く丈夫なので、ちゃんと育っているのが目に見え、育てるのが楽しくなるかも!

・ケンチャヤシ…室内灯があれば部屋のどこでも育ちます。風通しの良いところに置くとさらに◎

・フィロンデンドロン・セローム…乾燥に強く、耐陰性・耐寒性もバッチリ!とても丈夫な植物で、寄り添いながら成長していくため「セローム=愛の樹」と呼ばれています。

・アグラオネマ…日陰といえばアグラオネマ!と言われるほど耐陰性のある植物。大きくなりにくいので、一人暮らしや狭い部屋にはピッタリ☆室内で十分育てられるので、育成管理がラクチンです。

・オキシカルジューム…耐陰性があり、とてもよく育ちます。水やりの回数も多くないので、うっかり忘れてしまいがちな初心者さんには育てやすいですよ。

小ぶりなものからちょっと大きなものまで紹介しました。初めから大きいものではなく、大きく育つ植物を小さいうちから育てていけば、立派に育った時の感動もひとしおです。

枯れるのはなぜ?原因とポイント

植物を上手に育てるのに大切なポイントというのは、実はどの植物を育てるのにも共通しています。そのため、そのポイントというのは植物を上手に育てる最低限のルールなのです。ポイントを踏まえたうえで、植物に合わせて水やりや日光浴などの加減をするというのが、植物を長く育てるためのコツです。植物を育てるための最低限のルールは4つあります。

1.日照…基本的に植物には日光が必要不可欠となっています。強い日差しや日陰程度の日差しなど、最適な日光は植物によって様々です。あなたが選んだ植物はどんな日差しが好きなのか?そこを調べたら、きちんと必要なだけの日光を当てるようにしましょう。日照が足りないと、ヒョロヒョロしたか弱い植物に育ってしまうし、やがて枯れてしまうでしょう。

2.水やり…水のあげすぎや受け皿に水が常に溜まっている状態は、根腐れの原因になります。水が少ないと根まで水が届かず、結果乾燥して枯れてしまうことに。基本的な量は、土が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいの量をあげます。そのことを踏まえたうえで、ご自分の部屋の湿度が高め、風通しが悪いなどの環境を鑑みてタイミングを計ります。土の表面が乾いても中はまだ湿っているという場合もあり、水分過多となり枯れる原因になってしまいます。水をあげるタイミングがつかめるようになるまでは、根に影響がないくらい土を掘るとか割り箸を刺して土の状態を確認してからあげると間違いがありませんよ。

3.風通し…風通しが悪いと、土の中が常に湿っている状態になり、土や根にカビが生え枯れてしまいます。風通しの悪いところに置く場合は、定期的に外に出して余分な水分を抜きましょう。また、風通しが悪いからと言ってエアコンや扇風機の風が直接当たる場所に置くのはNGです。冷たい風を嫌う植物がほとんどですし、極度の乾燥による枯れの原因になります。

4.温度…耐寒性や耐暑性のある植物でも、耐えられる温度があります。生育に適した温度は15~25℃。0℃以下または35~40℃に長くさらされると枯れてしまいます。夏場の閉め切った部屋での育成が続くと枯れてしまいますので、そういう時は外の日陰に置いておいた方が無難です。5℃を下回るようなら、外ではなく屋内に移して育てましょう。

上手に育てるためのアイテム

初心者が上手に観葉植物を育てたいのなら、優れもののアイテムを取り入れるのも一つの方法です。さらに、適した道具を使えば失敗を防ぐこともできますよ。あると便利なものも含めて、いくつかご紹介します。

・口の細いじょうろ …水を注いだ時、一気にたくさん出ることがないので水の調整がしやすいです。植物の根元に水をあげることができるので確実に根に水を届かせることができます。

・霧吹き …葉水をあげると害虫の予防にもなりますし、ハリとツヤのあるみずみずしい葉っぱを保つことができます。葉が濡れるのを嫌う植物もあるので、気を付けてくださいね。

・底に穴の開いている鉢カバー …初心者はとにかく水の量がわからないものですよね。鉢の底に穴が開いていれば、適切な量の水をあげられているかどうかがわかるので、初心者さんには必須と言ってもいいでしょう。穴の開いていない鉢カバーを使うと、中に水が溜まってカビや根腐れなどの原因にもなります。そういったものは上級者が使うアイテムと心得ましょう。

・受け皿 …水をあげすぎてしまっても、受け皿があれば鉢底から流れてくる水を受け止めることができます。土で床を汚すこともありません。底に穴の開いた鉢カバーとセットで使いましょう。

・キャスター付き鉢台 …これは大きな観葉植物を育てる時にあると便利です。重い植物も楽々動かせるので、お掃除のときや移動させたいときに便利です。簡単に動かせるので、日光浴などの調節もしやすいですよ。

・ハンディモップ …大きい葉をもつ植物は、葉にホコリが溜まってしまいます。そうなると、葉から水分を吸収するときや呼吸の妨げになるので、こまめに掃除しましょう。軽く濡らしたキッチンペーパーなどで優しく葉っぱを拭くのもOKです。

・自動給水器 …植物が自分で適度の水を吸い上げることができるようになっているものや、土の中の水分がなくなったら自動で水を与えてくれるという優れもの。長期間の外泊をするときなどにおすすめです。

まとめ

今までうまく植物を育てられなかったという方や、初めて植物を育てるという方は、まずご自分のライフスタイルと環境を把握することを強くお勧めします。私もいろいろと育ててダメにしてしまったのですが、自分の生活リズムや環境に合ったものを選んだところ、枯らせることがなくなりました。

それに、実際に育ててみないとわからないという部分もかなりありますので、植物を枯らせてしまったからと諦める必要はありません。少しずつ試しながら、植物とともに育成スキルを成長させていけばいいのです! ぜひ、グリーンのある生活を楽しんでくださいね♪

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